位置情報データの分析技術

エリアモデリング

人々の実利用に即した情報を使い,エリアの特徴を抽出するAI技術です(特許公開済み)。エリアは、最小50m四方であり、都市・地域の細かい粒度での分析を実現します。

商圏分析
類似度が容易に算出できる形でエリアを表現しているため、例えば、東京と名古屋の間で似ているエリアを瞬時に探索可能です。どこに店舗を建てれば良いか、理想エリアを複数の都市・地域から見つけることができます。

店舗運営コンサル
人々の行動が変化すれば、エリアの特徴も変化します。そのため、例えば、コロナ禍で人々の行動がどのように変化したかを、エリア毎に調査し、それらを比較することが可能です。あるタイミングでのスピーディーな状況把握を可能にし、店舗の運営に有益な情報を提供します。

同じ地域の異なる期間のエリアモデリング結果を比較(仙台市国分町、緊急事態宣言2020/04)COVID-19の影響により繁華街(紫)が大きく減少。人々が不要不急の外出を控えていることがエリアモデリング結果から伺える。

移動モデリング

オルニスが主に対象にしている位置情報データは、「ユーザ識別ID、緯度・経度、タイムスタンプ」から構成された、少し情報量に乏しいものです。オルニスでは、このデータにユーザ属性や生活パターンといった情報を付与するための,データ駆動型のAI技術も開発しています。通信キャリアが持つような、情報がリッチなデータを使った時と比較しても劣らない分析技術の提供を目指しています。

商圏分析
何時にどこにどんな人が集まるのか、マップ上への可視化を通して、統計的な集計分析が可能なため、上記エリアモデリングとは少し違う形で、条件にマッチしたエリアを探索できます。

上図は、生活パターンからユーザの属性推定を行った結果を、属性別人口密度として時系列で可視化したもの。名古屋市の15時の会社員(左図)と主婦・夫(右図)の様子。
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