− ミッション
株式会社オルニスは、時空間データ分析技術の開発・販売を目的とした、名古屋大学河口研究室発のベンチャーです。
位置情報データや地理情報の分析に焦点を当て、都市形態の把握や人の移動パターンの抽出など、様々な産業や機関が抱える問題の解決に役立つ位置情報ビッグデータ分析技術の確立を目指しています。
− 事業内容
位置情報データの分析

位置情報データは、マーケティング、交通・災害、都市開発など、幅広い場面での活用できます。しかし、日々大量の位置情報データが生成されている今日でも、その分析には豊富な知識と高度な技術が要求されます。オルニスでは、研究の過程で得た位置情報データに対する知見と分析技術1を駆使し、課題解決に繋がる有益な情報の抽出をします。
都市空間の可視化アプリの開発
都市の全体像を俯瞰するための可視化アプリの開発を承ります。人口・交通・用途・建物の3Dなどを重ね合わせることで、都市空間で今何が起きているかを直感的に把握。部門間の認識のズレを減らし、同じ画面を見ながら迅速に合意形成と意思決定が行えます。社内データに加えてオープンデータを活用すれば、都市の”解像度”を低コストでさらに高められます。

研究開発
位置情報データに関する研究は、まだまだ発展途上であり、社会課題の解決に役立つ情報がたくさん眠っているはずです。オルニスでは、そのような情報をマイニングするための新しい技術を、大学や企業様との共同研究を通して開発していきます。

− ニュース
- 国際会議 ACM SIGSPATIAL 2024 で発表してきました。代表取締役の庄子と取締役の田村のショートペーパーが、空間情報技術および地理情報システム分野トップの国際会議である「ACM SIGSPATIAL」に採択されました。SIGSPATIAL は、地理情報シス…
- JST ACT-X に採択されました。代表取締役の庄子と取締役の田村が ACT-X という国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営する若手研究者を対象とした研究支援プログラムにそれぞれ採択されました。庄子は「次世代AIを築く数理・…
- MBL研究発表会で「都市空間における多様性算出手法」について発表してきました。第112回MBL研究発表会にて、代表取締役の庄子が「DiverCityMeter: 大規模移動データによる生活パターン分析を通じた都市空間の多様性算出手法」というタイトルで発表を行いました。 また、”…
- わたしのミライKAIZENアワード2023 SDGs部門で優秀賞を受賞しました。代表取締役 庄子和之が「わたしのミライKAIZENアワード2023 SDGs 部門」に投稿した論文「位置データの持続可能な活用に向けたエリアと移動のモデリング手法」が優秀賞を受賞しました。 論文要旨 …
- 新しい仲間が取締役として加わりました。名古屋大学河口研究室の学生である田村直樹が取締役として就任しました。 これからは2人体制で頑張っていきます!
- 異業種ペルソナマーケティングAI推進協議会に加入しました株式会社オルニスは、異業種ペルソナマーケティングAI推進協議会に加入しました。 同協議会は、プライバシーに配慮しつつも、異業種のサービスや企業間をつなぐマーケティングを行うためのAIの開発を目的にして…
- 論文が2022年度 情報処理学会論文賞に選ばれました!代表取締役の庄子和之が主著の学術論文「大規模ユーザの滞在情報に基づくエリアの特徴付けとCOVID-19による影響分析」が、2022年度の情報処理学会論文賞に選ばれました。 この論文では,位置情報データ…
- 出願中の特許が公開されました!大学での研究を通して開発した「エリアとユーザの特徴をモデル化する情報処理技術」について,出願中の特許が公開されました(詳しくはこちら).
